お食い初めのメニューと石のあれこれ

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誕生から100日のお祝い・・お食い初め。

赤ちゃんが誕生して、100日のお祝いがあります。

そのお祝いを、お食い初めといいます。

 

産まれて100日になる我が子が、一生食べることに不自由なく生活していけるように、

赤ちゃんの幸せをみんなで願う行事です。

 

今どきの子育て世代は、たとえ長男だったとしても、

実家で両親と同居せずに、近所でアパートを借りて住んでいる事も多いと思います。

そんな場合でも、せっかくの一生に一度のお祝いですから、

なるべく多くの人が集まってお祝いして欲しいですよね。

 

今回は、お食い初めのメニューであるお食い初め膳と、

お祝いに欠かすことが出来ない石についてお話したいと思います。

 

 

まずは、お膳の選び方

お食い初めで用いる食器は、家紋入りの漆の食器が望ましいという意見もあるようですが、

漆の食器は、大変高価な物ですし、普段の食事には上等すぎて不釣合いに感じます。

 

高級料亭の様に、日本食しか食卓に並ばない家庭なら、毎日、使えるかもしれません。

しかし、多くの家庭では、和食だけではなく、世界中の色々な料理を食べていると思います。

 

ですから、特別な日にしか使わない食器にお金をかけるよりも、

もっと別のところにお金をかけた方が良いと思います。

 

使い慣れた食器でも代用出来ます。

 

もしも、漆の食器で祝いたい場合、

木製の食器ではなく、プラスチック製の食器に漆を塗った製品も販売されていて、

木製と比較して、安価に購入する事が出来ます。

見た目は一緒なので、購入の際は、必ず材質はチェックしましょう。

 

個人的には、長く使える物なら、金額が高くても良い物を揃えるタイプです。

 

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これさえおさえれば大丈夫!お食い初め膳の基本メニュー

お食い初め膳のメニューについてですが、

一汁三菜(いちじゅうさんさい)を基本とします。

 

一汁三菜とは、主食のご飯以外のメニューを、

味噌汁やお吸い物などの汁物を1品、

魚などのメインとなるおかずの主菜を1品と、

豆腐や納豆などの大豆製品、野菜、海藻類などから副菜を2品にするものです。

 

ご飯、汁物、主菜1品、副菜2品という組み合わせになります。

普段の食卓でも、よくあるメニューですよね?

 

ちなみに、日本のメニュー構成として、

一汁一菜(いちじゅういっさい)というものもあります。

これは、ご飯以外のメニューを、汁物と主菜の2品だけにする献立です。

一見すると、とても質素に思えるかもしれません。

しかし、食生活の欧米化などによって肥満が問題となり、

肥満を改善する健康メニューとして注目されているそうです。

 

さて、お食い初め膳の一汁三菜を具体的に見て行きます。

まず、主食のご飯ですが、お祝いの席ですので赤飯にしましょう。

汁物は、鯛のおすまし。あるいは、蛤のお吸い物でもよいでしょう。

主菜は、尾頭付きの鯛の焼き物が定番中の定番です。

残りの副菜2品ですが、1品は、煮物やフルーツでもよいでしょう。

もう1品は、香の物に、梅干しと小石を添えます

 

大原則として、赤ちゃんに実際に食べさせるのではなく、

口元に箸で運び、食べさせる真似をするのですから、

特に副菜に関しては、あまり悩む必要は無く、

お好みで良いと思います。

 

梅干しと小石には、大きな意味があります。

お食い初め膳で、絶対に外せないのは、

梅干しと小石です。

なぜなら、それぞれに込められた意味があるからです。

 

まず、梅干しには、

梅干しのようにシワシワになるまで長生きしますように。という願いが込められています。

 

次に、小石ですが、これは、歯固めの石といって、神社で拾ってくることが多いようです。

お祝いで使用する前後は、きれいに洗って下さい。

使用後は、お礼の参拝を兼ねて、神社に戻すのが礼儀だと思います。

記念に残して置きたい場合、水晶などのパワーストーンでも良いでしょう。

 

そして、小石は、

石を食べることが出来るほどの、丈夫な歯になりますように。という願いが込められています。

 

さらに、お食い初め膳のすべてを通じて、

一生、食べることに困りませんように。という願いが込められています。

 

大切な隠し味・・・。

最後に、大切な隠し味についてお話したいと思います。

 

それは。

 

長寿にあやかる意味で、ご健在なら、おじいちゃん&おばあちゃんが口元に運んであげて下さい。

 

パパさんの実家だけで行うのではなく、ママさんのおじいちゃん&おばあちゃんも招待して、

盛大に行うことをオススメします。

 

せっかくのお祝いですからね。

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