護身術って、女性が金的を蹴り上げるイメージありませんか?

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急所について考えてみましょう。

僕は、いざと言う時でも、相手の金的を蹴り上げる事はしません。

 

金的は、鍛える事が出来ない部位なので、

強く当てれば一撃で戦意を喪失させることも出来ます。

 

しかし、そんなひどい事をしなくても、

身を護る方法は、沢山あるのです。

 

今回は、急所について考えてみましょう。

 

 

上段、中段、下段について

若い頃ですが、一時期、打撃系の武術の稽古に励んでいました。

 

打撃系の武術を修行していた頃に通っていた道場のスローガンは、

「一拳必倒(いっけんひっとう)」で、相手を一撃の拳で必ず倒すという意味です。

 

その一拳必倒の打撃を体現するために、

ターゲットとなる相手の体を、上段、中段、下段の3つに分けて、

それぞれの急所を狙うのです。

 

上段とは、首から頭の先までを言います。

中段は、肩から腰までの胴体の部分です。

下段は、腰から足先までの事です。

 

そして、急所のド基本ですが、最初に習う急所は、

打撃系の武術なら、だいたい共通していると思います。

 

上段は「人中(じんちゅう)」と呼ばれる鼻と口の間にあるポイントを狙います。

中段は「水月(すいげつ)」といって、俗に言う鳩尾を狙います。

下段は「金的(きんてき)」で、睾丸のことです。

 

この3ヶ所の急所に共通していることは、

すべて、体の正中線上にあるという事です。

 

 

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 急所にクリティカルヒットは、素人には無理です。

特に、正中線上の急所は、本能的に危険な事を知っているのか、

戦意を喪失させるほどの打撃を与えるのは難しいと思います。

 

それを、素人の女性に「護身術」と称して指導している人が多いのが現状なのです。

 

使えない技術を習って、根拠のない安心を得る・・・。

 

そんな、護身術なら要らないと思いませんか?

 

 

素人にも使える急所の考え方

そこで、今回は、特別な訓練を必要とせず、

知っているだけで、いざと言う時に役に立つ、急所の知識をお伝えしたいと思います。

 

その前に、一般的な意味での急所について少しお話したいと思います。

 

基本的に急所というのは移動しません。

急所は灸所とも言われ、鍼灸で用いられる経穴と一致します。

 

わずか数ミリのポイントで、その事を考えても、

急所を正確に打撃を加えることの難しさが分かると思います。

 

 

全身が急所となる・・・。

いよいよ、一般的な急所とは異なる考え方をお伝えします。

 

それは、「相手が力んでいる場所は、すべて急所。」です。

 

具体的な活用方法については、別の機会にお話します。

 

それまで、各自、考えてみて下さい。

自分で考えたり工夫したりする事って、とても大切ですから。

 

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