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蛤のお吸い物の由来
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蛤・・・こんな漢字、習ったかな?って考えてしまいます。
この漢字は、ハマグリと読みます。
今は、パソコンで簡単に漢字に変換できてしまうので、普段、使わない漢字はどんどん忘れてしまいますよね。
蛤は、貝なのに部首がむしへんなのは、古代中国では、獣と鳥と魚以外の小動物の総称を「虫」と呼んでいた為だそうです。
ひな祭りには、蛤のお吸い物を食べる風習がありますが、その由来を知っていますか?
ひな祭りは、3月3日に行われる、女の子の健やかな成長を願う年中行事です。
その時に食べるので、当然、女の子の幸せを願う意味合いがあるのは想像出来ますよね。
蛤の貝殻は、同じ貝の2枚の組み合わせでしか、決して合わせる事が出来ません。
江戸時代には、蛤の貝殻の内側を蒔絵や金箔で装飾したものを裏返して、合うものをえらぶ遊びも行われていました。
有名なので、もしかしたら、ひな祭りの日に、テレビでみた事があるかも知れません。
他の貝殻とはピッタリと合わせられないので、蛤は性的純潔の象徴でもあります。
ですから、ひな祭りの蛤のお吸い物には、女の子の良縁と夫婦和合の願いが込められているのです。
おせち料理なども、色々な意味が込められていることが有名ですよね。
数の子は、子宝や子孫繁栄の象徴。
海老は、長寿の象徴。
料理ひとつにも、幸せを願う気持ちが込められています。
日本人で良かったと思います。
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