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壁などに発生したカビを掃除する秘訣。洗剤だけでは不十分だった。
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室内のカビは、百害あって一利無し。
日本酒や味噌や醤油などの醸造に用いられる麹は、
ニホンコウジカビというカビを、米や豆などの穀物で培養して作られています。
かつお節もその製造過程で、
カビを付けて水分を飛ばす事によって、
ギネスに「世界で最も硬い食品」として認定されるほど硬くなるのです。
豊かで繊細な日本食は、カビによって育まれたと言っても過言ではありません。
しかし、室内に発生してしまったカビは、完全に不要な存在です。
例えば、次のような健康被害の恐れがあります。
アレルギーの原因となります。
喘息、鼻炎、目の炎症、アトピー性皮膚炎などを引き起こします。
肺胞内でカビが増殖して、重篤な症状になることも・・・。
体力が落ちている闘病中の方などは要注意です。
ステロイド薬を服用している方も注意が必要だそうです。
そこで、今回は、恐ろしいカビを掃除する方法について紹介したいと思います。
壁などのカビ掃除の秘訣。
カビを掃除する時の秘訣をお話したいと思います。
- 歯ブラシに中性洗剤をつけて擦って、硬く絞った雑巾でカビを拭き取る。
- 頑固なカビには、漂白剤を塗って数分後に、硬く絞った雑巾でカビを拭き取る。
- 乾いたら、仕上げに消毒用アルコールで殺菌。
※仕上げには、必ず消毒用アルコールを使って下さい。
穀物酢にも殺菌効果がありますが、
同時にカビの餌にもなりますので、使わないようにして下さい。
この1と2でカビを拭き取り、3で殺菌するのが、とても重要です。
必ず実践して下さい。
漂白剤を使う場合、クロスの材質には気を付けて。
漂白剤を使う場合、クロスの材質は必ずチェックして下さい。
なぜなら、布クロスなどの場合、漂白剤で色落ちしてしまうからです。
漂白剤が使えるのは、ビニールクロスの場合です。
ビニールクロスは、今、最も普及しているクロスです。
施工しやすく、コストパフォマンスも良いので、
その普及率は全体の9割とも言われているそうです。
賃貸アパートなどは、おそらくビニールクロスと思って良いでしょう。
墨汁が滲んだ感じなら、クロスの下地にカビが発生しています。
クロスの表面にカビが発生している場合なら、
一般の人でも、市販の中性洗剤や漂白剤などで対処出来ます。
しかし。
墨汁が滲んだ感じになっているなら、
それは、クロスではなく、クロスの下地にカビが発生している可能性が高いです。
つまり、下地になっている石膏ボードなどにカビが発生していますので、
素人では、根本的な解決は不可能です。
専門の業者に問い合わせて下さい。
基本は、カビが発生しにくい環境づくり。
カビの好物は、水分です。
住居スペースで言うと、結露が一番の問題です。
持ち家の場合、ペアガラスと呼ばれる二重構造のガラスにしたり、
樹脂サッシにしたりすることによって、改善することができると思います。
賃貸の場合は、こまめに結露の処理を心がけて下さい。
換気と部屋の掃除も重要です。
それと、観葉植物の土もカビの温床となるので、
カビでお困りなら、室内に置かないほうが無難です。
どうしても、室内に緑が欲しい場合、
土を必要としないエアープランツがオススメです。
最近は、100円ショップでも売ってますよ。
この記事が、あなたの健康的な住まい作りの参考になれたなら嬉しいです。
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